家族信託の手続きと流れ
家族信託の主な流れは以下の通りです。
・事前相談
信託の相談ではなく、問題や何をした以下の相談を行います。家族信託の活用前提ではなく、成し遂げたいことを把握し最適なものを選択します。
・見積
設計に入る前に見積もりを行いある程度の費用を出します。これに納得できた場合に詳細の検討が行われていきます。
・当事者と契約内容の把握
家族信託には委託者、受託者、受益者といった当事者が存在しています。特に受託者は責任も多いため、慎重な決定が求められます。また、当事者が出そろった場合には契約内容についての意思確認を行っていくことになります。家族信託は契約行為であり、単独で決定することは基本的にできません。その為意思確認を確実に行います。
・契約書の作成
意思の確認が取れ、大枠に同意できた場合には詳細な契約書の作成が行われます。家族信託では契約に基づいてその後が定められていくため、先を見通しミスの無いよう正確な作成が求められます。
・締結
契約書も完了し、最終的な確認が取れた場合に締結となります。ここからは契約の内容に基づいた財産の管理、承継が行われていきます。また、不動産などの場合にはこの後に登記などを行います。
当事務所は、川崎市、稲城市、町田市、世田谷区を中心に一都三県で家族信託に関する様々なお悩み・ご相談にお応えします。「家族信託を行う際にどのように進んでいくのか詳細を知りたい」「家族信託を利用したいが、流れがわからず依頼することが不安である」といったご相談は当事務所までお気軽にご連絡ください。当事務所所属の司法書士は、家族信託について豊富な知識と経験があるので、お困りの際は当事務所へご相談下さい。